◎堅牢で、中身をきちんと保護すること。シンプルで飽きのこない見た目であること。保存容器に求めたい条件を茶箱に見出しました。日本一のお茶の産地である静岡で、茶葉の保存と流通に伝統的に用いられてきた木製の箱。暮らしのさまざまな場面で役立つよう、8つのサイズ違いで作りました。
◎素材は杉。建築資材用に切り出した木のうち、節や曲がりがあって適さなかった間伐材を天日で十分に乾燥させ、そののち製材して使用しています。表情はさまざまですが、丈夫で香りが強くなく、中身に影響を与えないため、箱材としての資格は十分です。
◎内側にはトタンが張られているため、外気や熱を遮断し、湿気や虫害から内容物を護ります。大切な衣類の収納には、樟脳などを添えれば安心。
◎さらに、気密性を上げるため、生麩糊〈しょうふのり〉と呼ばれるデンプン質の糊を使った紙テープを貼り付けてあります。防腐剤を含まず、文化財の修復などにも使われる糊ですので、変質の心配がありません。
◎小物や衣類、布団などの布製品を入れて、押し入れやクローゼットに。また、光や熱を伝えない木箱ですから、乾物や缶詰、保存食品などを入れる、台所での収納にも適しています。暮らしに合った使い方を工夫するのも、また一興。木肌が風合いを増すまで、末長くお使いいただけます。
*価格は税別です。
*寸法、容量、重量の数値は、個体差があります。