これは、この醤油差しをデザインした猿山さん本人が初期の試作品を12年余り使い続けたものです。
シミも金継ぎも、景色として楽しみながら使い込んだもの。
古物の様な風格に育ったこんな姿も大いに面白いと思いこれまで作り続けてきました。
しかしながら、多くのお客さまからシミと転びやすい形へのご指摘をいただいてもおりました。
いずれのご指摘も、デザインと製造工程上これ以上の改善が見込めません。
そこで、醤油差しを大幅に改めることにいたします。
醤油差しは日々の食卓に欠かせない大切な道具。やめるわけではありません。
いただいたご指摘をもとに工夫を重ねてバージョンアップした新・醤油差しを、
近日中に披露いたします。続報をお待ちください。