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◎白吉 ◎白吉

令和6年9月30日
白吉 白吉 白吉

たおやかな天草の海に山々がせまります。その山を掘ると白い石が出てきます。
石を砕いて叩いて粉にして水に晒します。水分を搾って練ると粘土になります。
その粘土を板状に切って石膏の型に置き、少しずつ指で押して一つずつ形を作ります。

タタラの型打ちという作り方です。轆轤の様に回転から作る形とは違い、
静止している土を人の手がペタペタとやるので、どうしてもより明らかに一つ一つに無作為な個性が宿ります。

何にでも使いやすい便利なお皿です。スパゲッティ、カレー、サラダ、炒飯、餃子、ガッパオ、なんでもござれ。
ワンプレートもキマリます。朝でも昼でも夜にでも、春夏秋冬、和洋中、年年歳歳ピタリと寄り添います。

土も釉も量産の仕組みまで長〜い年月をかけて開発しました。そんな白吉、10月10日(木)に発売です。
まずは千枚、出荷できるようにしました。この千枚で打止めではありませんが、
一枚ずつペタペタと手で作るので次がすぐに用意できるわけではありません。ご興味のある方はお早めにどうぞ。

白吉
素材 天草陶石、石灰釉
製造 光春窯[長崎県波佐見町]
原型 金子哲郎[佐賀県有田町]
デザイン 杉本理
制作 東屋
価格 ¥8,800(税込)

表