◎宮島

宮島

宮島

◎江戸時代中期、寛政の頃、その島を訪れたひとりの僧がみた弁財天の夢が、すべての始まりだった、といわれます。安芸の国、厳島神社で知られる宮島で、今も名産品として作られている木製の杓子は、琵琶をかたどったものだとか。ことに、ごはんをよそうための杓文字は、その地の名をとって「宮島」と呼ばれ、暮らしに欠かせない道具として親しまれています。

◎素材は、産地にも自生しているカバノキ科の広葉樹・梓〈あずさ〉。硬度があり、美しい柾目からは清潔感が漂います。国産の木材からかたちを切り出したのち、職人がひとつひとつ丁寧に磨きをかけて、目にも指にも滑らかに触れるよう無塗装で仕上げました。

◎面から柄まで流れるような優美なフォルムは、古来より伝承されたデザインを踏襲したもの。伝統的な造形でありながら、モダンで洗練された印象を与えます。

◎ご使用前にしばらく水に浸けておけば、炊きたてのごはんもくっつきにくく、さらりとよそうことができます。使用後は、洗って飯粒を落としたのち、水気を拭き取り、よく乾かして保存すれば、使い始めの美しさが長持ちします。

宮島
素材
製造
倉本杓子工場(広島県廿日市市)
寸法
七寸/幅63×長さ210mm
六寸半/幅58×長さ195mm
重量
七寸/40g
六寸半/30g
価格
七寸/¥1,900 AZKM00001
六寸半/¥1,800 AZKM00002
 
 

*価格は税別です。
*寸法、容量、重量の数値は個体差があります。

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