◎鍋敷

鍋敷

鍋敷

◎炊き上がったばかりのご飯を鍋ごと、あるいは、火からおろしたての鍋を食卓へ。そんなときは鍋敷きが頼りですが、木や植物繊維の鍋敷きは、鍋底の熱で食卓やクロスを焦がしてしまうことがあるのが難点です。そこで、あつあつの鍋を載せられる、鉄製の「焦げない鍋敷」を作りました。

◎南部鉄器の伝統が息づく鋳物の街、岩手県水沢の工房で作られた、鋳物製鍋敷き。コンロに設置されている五徳のような堅牢さを誇ります。適度な重量があり、熱い鍋を乗せてもぐらつかず、安心です。

◎燻したような色合いは、高温の窯で焼いて作られた酸化皮膜によって生み出されたもの。その上から椿油を塗り「油焼き」をすることで、さらに深みを持たせました。

◎本体を裏返すと、脚部に小さな出っ張りが。これは、チーク製の心棒。テーブルや調理台との間の緩衝となり、過度な熱の伝わりや、摩擦による傷つきを防ぎます。

◎大サイズは大きな土鍋や羽釜などに。小サイズは、内側にツメがあり、ミルクパンなど、比較的小さな鍋も乗せられます。

◎日々、使ううちに独特の色合いが深まるのも、鋳物ならではの楽しみ。使用後は鍋から伝わった熱がしばらく残るので、完全に冷めるまでは鍋つかみなどを使用し、素手で触れるのは避けてください。また、湿気の多い場所では錆が発生する可能性があるため、よく乾かして保管してください。

鍋敷
素材
鋳鉄、椿油、茶渋、チーク
製造
及富(岩手県水沢)
デザイン
猿山修 GUILLEMETS + SARUYAMA
原型 金子哲郎
寸法
大/直径200×高さ31mm
小/直径130×高さ34mm
重量
大/535g
小/380g
価格
大/¥6,300 AZOT00402
小/¥3,000 AZOT00401
 
 

*価格は税別です。

工房探訪

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