荒木信雄
NOBUO ARAKI/The Archetype
ACTP23 浮床 組立と使用
3・31ー4・14, 2024
ACTP23 浮床は、日本の典型的な木造建築における床組みの一部を
断裁するという着想から建築家荒木信雄がデザインし実現させたものです。
木組の適度な弾性と底部の空気の流れが、畳のイ草の効能と併せて
歴史に裏打ちされた和室本来の快適性と清潔性を存分に発揮します。
和室の畳割り同様に、畳の大きさ、枚数と組み合わせは自由です。
用途によって畳を木材や他の床材に変えることができる構造になっています。
すべての部材を乾式で組み立て、分解、移動、再組立が可能です。
◎組立
浮床を少しずつ組み立てます。全5回、下記の日程にて各工程を
午後6時に始めます。作業時間は30分から1時間程度を予定しています。
作業中はガラス越しにご覧ください。各作業後に午後8時迄ご入場いただけます。
① 3・31 日 墨出しと水平出し
② 4・03 水 溝形鋼の設置
③ 4・06 土 大引の組付
④ 4・09 火 根太の組付
⑤ 4・13 土 荒板と畳の設置
◎使用
4・13 土に予定通り組立の全工程を無事に終えることができたら、
浮床を使って荒木信雄へのインタビューを予定しています。その後、
ご来場の皆様にも浮床に座ったり寝そべったりしていただけます。
尚、お客様の数によって入場に制限が必要になる場合があることを
予めご承知ください。