◎玄関先で靴を履く。庭先でお茶を飲む。部屋の中で、ちょっとした作業をしながら腰を下ろす――そんなときにぴったりの、腰掛けを作りました。座面が浅く、すっきりとした、細面のデザインです。
◎素材は国内産、東濃のヒノキを使用。寺院の門構えを思わせる立ち姿は、昔ながらの日本建築に用いられてきたほぞ組みによる堅牢な作り。さらに、脚板の底面中央部を少し削ぎ、面でなく両端の点で支える構造により、木材の変化による影響を最小限にとどめ、300キログラムの耐荷重を実現しました。
◎無垢材の木理の美しさを生かすため、仕上げは無塗装のまま。また、職人による手鉋での仕上げにより、表面は水分を吸収しにくくなっており、なめらかな手触りと艶、清涼感のある香りを味わいつつ、経年による風格の変化が楽しめます。
◎ベンチとして、また、ミニテーブルとして。軽量で持ち運びやすく、屋内、屋外、どこでも使用できます。壁面にもぴたりと沿うので、小さな棚として用立てることも可能です。
◎ほこりや軽い汚れは、水で濡らして硬く絞った布で拭くだけ。直射日光に長時間当てないこと、雨などに濡れた場合は陰干しでよく乾かすことを心がければ、しみや汚れ、歪みを防ぎ、色の深まりとともに美しさを保てます。
*寸法、容量、重量の数値は個体差があります。
※試験実施機関 一般財団法人ボーケン品質評価機構
試験番号30515002376 発行日2015年6月25日