◎茶の葉も、喫茶の習慣も、はるか昔、海の向こうから渡ってきたものです。しかし、茶葉を育て、道具を作り、独自の作法を磨き上げたのは、まさしくオリジナル。世界から受け継いだ茶を日本独自のスタイルで再提案する、そんな思いを込めたティーセットです。2008年、日仏国交150周年を記念してフランスでも発売され、人気を博しました。
◎急須は、透き通るような白さを誇る長崎県産の波佐見焼と、つややかな漆黒が美しい愛知県産の常滑焼の2種類。茶の伝統国に敬意を表し、中国茶や紅茶のティーポットにも通じる優美なフォルムに仕上げています。蓋の気密性、注ぎ口の切れの良さなど、日本の製陶技術の粋を極めた使い勝手のよさが特徴です。
◎中国茶を淹れる作法に使う聞香杯のようであり、西洋のコップにも通じるシンプルな波佐見焼の湯呑みは、唇に触れたときの繊細なフィット感が持ち味。同じく、波佐見焼で作った菓子皿はフラットな形状で、和菓子、洋菓子、軽食など、上に乗せるものを選びません。西洋と東洋の感覚が融合した、現代の食卓やおもてなしにふさわしい茶器セットです。
◎さらに、これらの道具をすべてを乗せて収まりのよい角盆を、同素材で作りました。お盆としてのほか、一枚のプレートとして、絵を描く感覚で料理のレイアウトを楽しめます。
*寸法、容量、重量の数値は個体差があります。
*容量は、満水時の数値です。