保存には、桐。衣服にしろ、食物にしろ、桐箱は、
昔から日本の衣食住にもっとも頼りになる保存容器として使用されてきました。
タンニン、パウロニン、セサミンといった防虫効果のある物質が豊富に含まれ、
また木材として多孔質(細かな穴がたくさんある)の構造のため、湿気を調整する機能が高い桐。
その厚い無垢材を贅沢に使用して作った米櫃は、湿度が高く四季の気候変動の大きい日本の台所で、
大切な主食を虫害、カビなどから守ります。
釘や金具を一切使わない作りは、桐箱の名産地・埼玉県春日部市ならではの手業。
引戸式の開口部は、上蓋をまるごと取り外すことができるので、重たい米の出し入れが容易、かつ、お手入れしやすい構造です。
数種類の米を、布袋などに入れた状態で、分けて保存することもできます。
湿気の多い場所や、直射日光が当たる場所を避け、風通しのいい冷暗所へ設置すれば、一年中保管できます。
米が少なくなったら、継ぎ足すのではなく入れ替えを。
その際、内部を硬く絞った布で水拭きし、よく乾かしてから、新しいものを入れてください。
米櫃
素材◎桐
製造◎松田桐箱[埼玉県春日部市]
寸法◎10kg:幅300×奥行240×高さ270mm、5kg:幅300×奥行240×高さ180mm
重量◎10kg:1.2kg、5kg:860g
価格◎10kg:¥13,640(税込)AZMK00001、5kg:¥10,560(税込)AZMK00002
*寸法、重量の数値には若干の個体差があります。